利活用に向けたアイディアがぞくぞく

空き家対策施行に伴い、不動産市場でもさまざまな動きが活発化してきており、利活用できる空き家の活用法などが模索されている現状があります。たとえば、空き家利活用の手法として注目されているのが、借主が自費負担で好きなように改修を行う借主負担型のDIY賃貸です。空き家の賃貸化にあたり改修が必要になる貸主も多いですが、この形式なら借主が自らの意向を改修に反映できる一方で、改修費を借主負担とすることができます。構造部などに重大な問題がなければ、貸主はそのまま賃貸に出せるため、負担額がほとんどなく賃貸化できるのがメリットです。また、空き家をリノベーションしてサブリースするという提案もでてきており、不動産事業者がリノベーション費用を負担するので、オーナーは初期費用なしで賃貸化を図ることができます。金融面での取り組みも活発化しており、空き家の除去や改修費を貸し出すローンの発売が相次いでいます。そして、全国の自治体からの補助金の提案も増加中です。しかし、全ての空き家が利活用できる対象ではない中、現状では駅近の空き家が利活用しやすいターゲットであり、その対象は全国に48万戸あるとされ、これらへの提案がまずは当面の課題となっています。

足踏み感があるも回復傾向
住政策と新たなビジネスモデル
利活用に向けたアイディアがぞくぞく
中大規模木造で市場環境整備が進む