中大規模木造で市場環境整備が進む

利活用期を迎えた国産材の需要先として、さらに新築戸建て住宅にかわる新たな市場として中大規模木造市場への期待が不動産業界では高まりを見せています。さらに地球温暖化防止や地域経済の活性化など多面的な効果が期待できることも住宅や建築物への木材活用の動きが拡大する背景です。こうした動きに拍車をかけているのが、2020年に開催を控える東京オリンピックであり、実際にメインスタジアムの構想は木材をふんだんに使ったものとなっています。こうした盛り上がりと中大規模木造のムーブメントがうまくマッチングすれば関連施設に関しても木造での建設ラッシュが起きるのではという期待感が高まっているのが現状です。業界内ではこうした需要を控えて、中大規模木造を推進していこうという動きが加速化しています。さらに、木造に限らずRC造やS造なども含めて非住宅物件の内装木質化を図ろうという動きも目立ってきており、内装木質化のハンドブックを作成するなどして、法規制の読みときをサポートすることで巨大マーケットの開拓に寄与しています。

足踏み感があるも回復傾向
住政策と新たなビジネスモデル
利活用に向けたアイディアがぞくぞく
中大規模木造で市場環境整備が進む